1.やりたい仕事がなかった学生生活|さよならサラリーマン生活

ボクの学生時代は、特に将来やりたい仕事もなく、好きなことは「漫画」と「お昼寝」得意なのは「麻雀」そんな高校生でした。

高校で先生と、将来の話になった時は「昼寝のできる生活を送りたい」と言ったら「社会をなめるな」と、怒られる感じでした。
(今考えても怒られる意味がわからないけど)

 

ボクの中では、生きて行けたらその手段はなんでもよくて、プロ野球選手は一生プロ野球選手でいられないし、やりたいことがあっても長くやるにはいろいろと条件が揃わないと難しいんだろうなって思っていて、それならばストレス無く、楽しく生きていけるくらい稼げる仕事をうまいことやりくりして生きていくんだろうなとなんとなくボンヤリと考えていました。

また、実家が左官屋さんを営んでいるので、どこにも就職出来なければお父さんと一緒に左官屋さんをすれば食べてはいけるから実家が商売してない人よりかはプレッシャーは少なかったんだと思います。

 

就職したくないから学生生活延長戦のつもりで入った専門学校もいよいよ卒業の年になり就職活動に入りました。
高校生の時と変わらず、特に興味ある仕事もなく、強いて言えば専門学生になったばかりの18歳の頃に初めて触れたインターネットがすごい衝撃的で魅力的だったので漠然とインターネットの仕事に興味があったけど、ボクらの時代はインターネットの会社は新卒採用してなかったので、とりあえず通っていた専門学校の卒業生の大半が進むDTP関連の会社に面接しに行きましたが、全然内定が取れませんでした。。。

 

夏になり、クラスメイトの大半が内定をゲットしている中、ボクと数人だけがまだ内定がもらえない状況でした。
学校の成績自体は悪くなく、優、良、可の三段階評価で1教科抜かして全部「優」だったので、成績ではない部分、恐らく面接で落とされてるんだろうなと思った時に、高校の先生が言ってた「社会をなめるな」って、言葉が頭に響来ました。

舐めてるつもりはないけど、真剣さが足りない感じが滲み出てたんだと思います。

 

だんだんと就職活動もやる気が無くなっていったタイミングで、何十社が一同に集まる合同の会社説明会みたいなイベントがあり、なんか面白そうだし効率いいかもと参加してみました。

参加企業の大半のブースは数十人の長蛇の列ができてて、並ぶのが嫌いって理由だけで唯一誰も並んでない、くたびれたおっさんが一人いる会社のブースへ行ってみました。

くたびれたおっさんと競馬の話とかいろいろおしゃべりをしていたら、「キミ面白いね!気に入ったよ。」と、名刺をくれました。くたびれたおっさんは会社の社長でした。

 

こんな漫画みたいな展開でエンジニアの会社から内定を貰いました。

特に光る才能もないのに、みんなと同じようには出来なかった学生時代。


続きの「2.同じ事の繰り返しと錯覚して退職してみた」を読む

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