10.最終回 個人事業主になって |さよならサラリーマン生活

はい、最終回です。
2015年で個人事業主(フリーランス)になりましたが、ありがたいことにいろいろな仕事を頂いて現在(2019年)も個人事業主は継続しています。

直近半年間の月の売上が大体60万円〜75万円くらいで売上の内訳はこんな感じです。

  • 企業顧問、企業コンサル業務 60%
  • ホームページ制作などの制作業務 35%
  • 運営代行・その他 5%

初めの1、2年は、ほぼ「企業顧問、企業コンサル業務」ばかりで、憧れていた自宅作業が全然できませんでしたが、
3年目くらいからはウェブ制作の仕事も増えて自宅作業で過ごす方が多くなってきました。

また、生活費を稼ぐ仕事とは関係なく、その時その時に気になってることがあればお金にならないことでもやってみたりしてます。

例えばこんな感じ

  • 政治家と仕事する(これはコンサルなのでお金にはなった)
  • お年寄りにスマホの使い方教える
  • クラウドファンディングしてみる
  • 地域で活動してみる
  • 株とかしてみる

心の赴くままに楽しくやってます。

さっき、調べたらフリーランス平均年収が350万円らしく、
ボクの年収はだいたい750万円くらいなので、今の所は上手くいってるのかも知れないです。
ちなみにサラリーマン時代の年収は250万円からスタートして最後の数年は960万円でした。

減ってるやーん!!

って、なりますが昔より稼ぐことを別に目的になってないんで別にいいんす。
大前提である家族を養うことが出来て、電車に極力乗らなくて、お家に居れて、面白いと思った漫画を大人買いできて、インターネットに常時接続してる環境にいれて、たまに麻雀して、週に1回カラオケのあるBarでお酒呑みながら歌でも歌えたらたら幸せなんです。
ちなみに、他人様の会社の売上あげてんだから自分の売上あげるための最短ルートも見えてます。でも今は必要と感じないのでしないです。知的好奇心を満たしながら自分らしくのほほんと暮らせたらそれでいいのです。

最後に脱サラして個人爺業主(フリーランス)になりたい人へ

ボクの思う個人爺業主(フリーランス)をやる上でポイントだと思うことを紹介します。

  1. 自分の代わりに営業してくれる人と繋がる
    ここが一番大事だと思います。自分で営業する大変なので、自分の代わりにお仕事持ってきてくれる人や会社との関係を構築したり、そういったサービスに登録したりすると、自分じゃ取れない案件も出来たりするので面白いですよ。 
  2. 仕事が頼める信頼できる人を見つける
    ボクの場合はIT業界にいた期間が長いので、知り合いの会社やフリーランスで活動している友人もいるので、自分だけでは手に負えない場合に相談できる人が何人かいます。
    また、お仕事お願いすると逆にその人が忙しい時にはお手伝いの依頼もきたりするので、仕事が頼める人が多いと仕事が貰える可能性も多くなると思います。 
  3. 時給や案件単価(ベース)を決める
    相談事から仕事になることが結構あるんですが、
    「ちなみに、岸本さんに頼むといくらくらいになりますか?」みたいな展開がめっちゃ多いです。やってみないとわからないこともありますが、基本になる月給、日給、時給を自分で決めて置くと、だいたい何日か掛かるからこれくらいです。って、すぐ見積もりが出せるので決めといた方が話が早いです。 
  4. 見積もりの書き方に気をつける
    最初に見積もりを出して承認をもらって作業をしても見積もりにない仕事や作業をお願いされることは多々あります。大手企業と違って中小企業や個人商店などは、しっかりとした契約書を交わしてないので、見積書が結構大事です。
    例えば、ホームページ制作の場合、
    ホームページ一式 〇〇円って書いても、項目下に「ロゴデザインは含まれていません。」みたいな注意書きを書くとか、ホームページの更新を頼まれることもあるので、「更新業務に関しては別途お見積もりになります」など記載しておいた方が良いです。 
  5. 疲れた、辞めたい思ったらいつでもサラリーマンに戻る心構えをしておく
    いつでもサラリーマンに戻れるって脳の片隅にあると精神が安定します。変な縛りは設けないほうが良いです。
    結局目の前のお仕事をやるだけなんで、個人事業主(フリーランス)だろうが、サラリーマンだろうが、たいした差はないです。

たかだか100年生きない人生なんだし、自分の心地よい生き方を選んで行けたらいいですよね。

長々と読んでくれてありがとうございます。お仕事やご相談、飲みの誘いなどなど何かありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

さよならサラリーマン生活の目次
0.はじめに
1.やりたい仕事がなかった学生生活
2.同じ事の繰り返しと錯覚して退職してみた
3.手当たり次第に夢潰し
4.ホームページ制作から会員サービスへ
5.会員サービス運営の会社へ入社
6.妄想から始める出世ゲーム
7.会社合併とクーポンサービス
8.黒字化そして会社役員へ
9.会社組織を堪能した10年間
10.最終回 個人事業主になって

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